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給湯配管の水漏れが多発しています

今では新規に湯水の配管をする場合、主に樹脂管が使われています。
しかし、過去には集合住宅、戸建住宅を問わず一般的に銅管が使われていました。

銅管に穴が開く原因のひとつに永年の流水による浸食があります。

給湯配管の補修現場

（写真２点：水漏れ箇所、壁の仮補修を終えたところ）

写真の事故例は、浴室横の洗面所の天井付近の給湯配管が90度曲がっている部分（エルボ）に、流れてきたお湯が当たることによって起こるストレスが原因であると考えられます。

集合住宅の水漏れは階下の住戸に被害が及ぶと大事になる場合があります。
気をつけるといっても、小さな穴(ピンホール)からの『少量の水漏れ』に始まるので、初期に気付くことはまず不可能です。

キッチン・洗面を含めた全面リフォームをしない限り、給湯配管の全てを樹脂管に替えることは困難ですが、家中で最もお湯を使い、お湯の流量が最も多い浴室で、水漏れ事故の大部分が発生しています。したがって、浴室まわりの配管を更新すれば、水漏れリスクは大幅に解消されます。

ユニットバスのリフォームには、水漏れリスクを解消するメリットがあります。同じマンションで水漏れ事故が起こったなら、是非ご検討ください。

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