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近畿地方も梅雨入り

昨日、近畿地方が梅雨入りしたとみられる、と気象庁の発表がありました。
昨年に引き続き、ちょっと早めの梅雨入りです。

四季(梅雨を入れると五季?)がはっきりしている日本の気候には、やはり旧来の木造建築が合っていると感じるのも梅雨の時期です。
間仕切の土壁は、湿度が高いと湿気を吸収し、湿度が低くなると逆に湿気を放出して室内を適度な湿度に保って、暑苦しさなどを和らげる役割も持っていました。

機密性の高い現代の住宅では、暑さ寒さ湿度をストレートに感じるところが弱点です。
特に、結露やカビ、ダニなどが発生しやすい室内環境を作ってしまっているとも言えるのです。

調湿建材を採用したリフォームが増えています


最近、湿度調整機能を持った内装用の壁材の人気が高まっています。
LIXILの『エコカラット』や大建工業の『さらりあーと』など種類も豊富で、設置条件も選ばないので、居室はもちろん、トイレや玄関のリフォームの際にも選ばれる方が増えています。
結露の緩和や防臭にも効果があります。メーカーのショールームではわかりやすいデモンストレーションをやっていますので、興味のある方は出かけてみてはいかがでしょうか?

 


 (最近の『さらりあーと』の施工事例です。2月22日撮影)

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