新着情報

初代ユニットバス発見

今月初め、一部のマスコミで小さく報道されていましたが、50年前に発売された『初代ユニットバス』が東京のホテルニューオータニで発見されました。

ユニットバスは昭和39年の東京オリンピックに合わせて建設ラッシュとなったホテル向けに開発されました。
工場で半完成品まで仕上げておき、現地作業は組み立てるだけ、乾燥などの工程を省略できるので、工期を大幅に短縮できる画期的な商品でした。

ニューオータニでは、既に十数年前にはすべての客室で取替工事が済んでいたのですが、今回発見されたのは、元々客室だった場所をオフィスに転用した際、たまたま改装されずに残っていたもの。
なんと、開発したTOTOにも残っていないものであったため、ニューオータニから譲り受けることになったそうです。

 

初代ユニットバスはTOTO歴史資料館で展示へ

 

TOTOは、この『初代ユニットバス』を福岡県北九州市の本社近くにある「TOTO歴史資料館」に移して、来年秋に一般公開する予定です。

「TOTO歴史資料館」では、大正から昭和の衛生陶器、水栓、食器などを展示しています。私も一度だけ訪問しましたが、年配の方には懐かしい「トイレ」や「洗面所」、また珍しいものが多数展示されていて、とても面白いところです。
無料で自由に見学することができます。また予約すると工場とセットで見学することもできます。
北九州に旅行されるときには立ち寄ってみると楽しいと思いますよ。

過去の新着情報

全てを表示